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慶應義塾ITP派遣生からの現地報告書です


by keio-itp

アンリ・ポアンカレ研究所

パリの大槻です。フランスに着いてから、もう10日程経ちました。早い物です。
相変わらず、アンリ・ポアンカレ研究所(Institut Henri Poincaré、以下、IHPと略記)で開かれている三ヶ月セミナー、Galois Trimesterに参加しています。IHPでは、こういったテーマを決めた3ヶ月くらいのセミナーが年間4回位開かれているようです。IHPは色々な研究所が建っている敷地内の一角にある、30メートル四方位の、5、6階建ての建物で、同じ敷地内に、物理、化学、海洋学などのいろいろな研究所が建っています。この写真はIHPの玄関を撮った物です。
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セミナーは、今週から、午前の講演がフランス語になります。聞いていても、単語しか聞き取れませんでした。板書も筆記体を読むのに苦労しています。先週は大きめの講義室で講演が行われていたのですが、今週から小さい方の部屋になりました。50人近く入っているのではないでしょうか。満員で、良い席を取るのが大変です。
先週はディナーパーティがありました。立食形式です。自分はあんまり、こういう所で他人と話をしないのですが、ふとしたきっかけで、Loïc Greniéさんと言う人と仲良くなりました。Harrisの学生だったという人です。イタリアのミラノの近くの大学で職を持っているという話です。奥さんがイタリア人で、同じ大学で偏微分方程式やフーリエ解析をやっているという話です。

IHPの近くには、リュクサンブール公園があります。今日の帰りに、リュクサンブール公園を歩いていたら、旅行者と思われる夫婦に写真を撮ってくれるよう頼まれたので、撮ってあげたら、お返しに自分の写真も撮ってもらいました。リュクサンブール宮殿を背景の一枚です。
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by keio-itp | 2010-01-13 05:28 | 2010年エコールポリテク・大槻