サンフランシスコ三田会

こちらに来て早くも3週間が経ちました．時間が過ぎるのはとても速いです．今週一週間は，実験を始めるための準備としてWebベースの安全講習や実験装置のトレーニングなどが主な仕事でした．

テーマも決まり，使用する装置も決まり，いよいよ研究生活のスタート台に立てた気持ちです．外の環境に行って研究を始めるということは，想定した以上に時間がかかることを実感しました．それでも，日々，一歩一歩前進していることに喜びを感じます．

こちらはだいぶ寒くなってきました．スタンフォードは，北カリフォルニアの中でも，南の方に位置しているので昼間はまだ半袖で生活ができますが，夜は気温が20℃以下まで下がるので長袖でも少し寒いくらいです．

先日，サンフランシスコ三田会のイベントに参加するためにサンフランシスコまで行ってきたのですが，サンフランシスコはとても寒く，特に夜は厚めのコートを着ている人も見かけたくらいでした．スタンフォードからサンフランシスコまでは列車で1時間半くらいです．

サンフランシスコ三田会では頻繁にイベントを開催しています．現在，慶應理工学部の伊藤公平先生（私のスーパーバイザー）と幼稚舎長の加藤三明先生がこちらに滞在されているので，サンフランシスコ三田会では”伊藤先生と加藤先生を囲む夕食会”を開催してお二人を歓迎し，私も会に出席してきました．

また，慶應から20人ほどの学生たちがアメリカの企業へのインターンシップ参加を目的にサンフランシスコに滞在しており，歓迎会も兼ねたバーベキューや夕食会などがありました．こちらがバーベキューで撮影した集合写真です．

（サンフランシスコ三田会ＨＰより：http://www.sfmitakai.com/）

さらに，今年は，福澤諭吉先生が乗船された咸臨丸のサンフランシスコ入港150周年を記念して，サンフランシスコ三田会でも多くのイベントが開催されました．

「遠くの親戚よりも近くの三田会」をスローガンに，私のような学生も快く歓迎してくださり，外国に一人で滞在しているとは思えないような心強さを感じております．アメリカで力強く活躍されているサンフランシスコ三田会の方々を心から尊敬するとともに，あらゆる場面で助けて頂き本当に感謝しております．