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慶應義塾ITP派遣生からの現地報告書です


by keio-itp

8週目 ~Last Night of the Proms 2012~

こんにちは.ケンブリッジ大学 篠原です.

イギリス,特にロンドン・ロイヤルアルバートホールでは毎年7月中旬から9月上旬の間,プロムス(BBC Proms)という音楽祭が開催されます.
URL: http://www.bbc.co.uk/proms
BBCはラジオでお馴染みの放送会社です.人気のチケットは即完売が常のようです.

クラシックのコンサートなのですが,日本の一般的なイメージのきっちりとして堅苦しい印象のクラシックコンサートとは雰囲気が全く違います.何もかもが自由です.
特に最終日の夜は”Last Night of the Proms”と呼ばれ最大の盛り上がりを見せます.ホールだけでは人数が入りきらずにすぐ隣にあるハイドパークという公園においてもコンサートが行われます(内容は最後の1時間のスクリーン放送以外は別内容です).今回このハイドパークで行われたBBC Proms in the Park Londonに行ってきました.

鑑賞方法も非常に自由で多岐にわたっています.寝ている人,ピクニックを始めている人,踊っている人,折り畳み式のスタンドを出し始める人など自由です.服装も何でもありです.またこのコンサートはアルコールまで1人1リットルまで持ち込み可です.チケットに明記されています.中には売店も多くありました.イギリスのコンサートなので,知らない曲ばかりなのだろう.と思っていたのですが,知っている曲ばかりで非常に楽しかったです.

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チケット: 18歳以上1リットルまでワインまたはビール持ち込み可(チケット右側)
No more than 1litre of wine or beer to be brought into the arena per person over 18 years of age


このコンサートの特徴として,ほとんどの人が国旗を持っています.私は日の丸が手に入らなかったためユニオンジャック(イギリスの国旗)を振って英国人の気分を味わいました.

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屋外舞台とユニオンジャック


このコンサートで特に盛り上がるのが,最後の30分です.ルールブリタニカ,イエルサレムなどイギリスの愛国歌が流れます.日本では行進曲として馴染みの深い威風堂々も流れました.この威風堂々ですが,歌詞があります.(下記付録参照).大合唱の後,指揮者が自ら「これで終わり?まだ足りないよね?もう一回!」と自主的にアンコールがありました.その後,ユニオンジャックが舞う中,イギリス国歌の大合唱の後,花火が上がり,5時間にわたるLast Nightおよび今年のPromsを締めくくりました.

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ユニオンジャックがはためく会場


音楽が好きな人はぜひ一度足を運んでいただきたいコンサートでした.私もまた機会があれば参加したいと思います.

ネット上にPromsの多くの動画がアップされていますので,興味のある方は”Last night of the proms”などで検索してみてください.





付録

Land of Hope and Glory威風堂々歌詞 抜粋

Land of Hope and Glory,
Mother of the Free,
How shall we extol thee,
Who are born of thee?
Wider still and wider
Shall thy bounds be set;
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet.

希望と栄光の国
其は自由の母よ
我らは汝をいかに称えようか?
我らを産みし汝を。
広大に、いっそう広大に
汝の土地はなるべし
神、汝を偉大たらしめし者が
いっそう汝を偉大にしますように
神、汝を偉大たらしめし者が
いっそう汝を偉大にしますように

Wikipedia より引用(厳密には引用元として好ましくないですが,今回はWikipediaを引用します)
by keio-itp | 2012-09-10 05:35 | 2012年ケンブリッジ大学・篠原