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慶應義塾ITP派遣生からの現地報告書です


by keio-itp

もうすぐハロウィン

NISTの岩國です。もう夏は完全に終わってしまったようです。4本で$1だったトウモロコシが店頭から消え、メロンも甘みが減ってきました。そして紅葉が始まっています。こちらは黄色くなる木が多いようです。最高気温は暖かい日で20℃前半です。夜は19時には暗くなってしまうので、研究所から帰るときは自転車ライトが必要です。

10月と言えばハロウィンです。日本ではクリスマスほど浸透してないと思いますが、こちらの盛り上がりはすごいです。いたるところでカボチャが見られ、その種類も多様です。この写真はNISTの近くにあるオーガニックスーパーの店頭です。NISTには食堂がないので、グループの人たちといつもここへ買いに行ってます。
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こちらの写真は家の近くの巨大スーパーのお菓子売り場です。ハロウィン用にHERSHY'Sやキットカットなどのチョコレートやキャンディーが袋売りされてたり、仮装衣装も売られています。ちなみにスーパーの会員になると、かなり割引がききます。
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ハロウィン当日は大人は家族・友人同士でパーティーを開き、子供は知らない家も本当にまわるようです。人によってはクリスマスよりハロウィンの方が好きなのだそうです。

今週も引き続き実験してます。先週問題が発覚したコヒーレント時間の短さですが、解決しました。最初はレーザーの位相同期を疑っていましたが、データ取得が問題でした。2つのコム(signal comb, local comb)の繰り返し周波数はΔfだけずれています。2つのコムのモードがある周波数で一致し、再び一致するまでの間にコムのモード数はN=(local combの繰り返し周波数frep)/Δfです。2つのコムの干渉をサンプリングする速さはfrepです。問題だったのは、Nの設定値と実際の値がずれていたために、frepでサンプリングしたときに、2つのコムモードが一致すべきところで一致せず、位相がシフトしていって干渉縞が横滑りしているように見えていたのです。
by keio-itp | 2012-10-02 13:10 | 2012年NIST・岩國