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慶應義塾ITP派遣生からの現地報告書です


by keio-itp

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冬のボストン

先週の月曜に大雨が降りそれ以降ボストンにしては比較的暖かい日が続いていました。(冬の東京くらい)
このまま帰国まで暖かいままだったらなぁ、と淡い期待を抱いていたのですが今週見事にその期待も打ち砕かれました。今週の水曜に雪がちらつき、次の日気温が-11℃まで下がったのです!
今まで経験したことのないような凍えるような寒さでした。太陽が出て晴れて日差しを浴びていても凍えるように寒いのです。むしろ今までの暖かさが異常だったようで、この寒さが普通の冬のボストンらしいです。
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先週は留学生向けのオリエンテーションに参加したり書類を書いたりと色々と事務手続きをしていました。
先週末にはBoston大学のIDカードが発行され、図書館が使えるようになりました。また院生室のカギをもらい院生室に自由に出入りできるようになりました。これで勉強・研究するのに日本と変わらない環境になったと思います。

今週の月曜からHarvard大学での講義がスタートしました。僕は月・水・金はToby Geeのp-adic local Langlandsという講義とJoe Rabinoffのp-adic modular formsという講義を聞き、火・木はMark KisinのGalois representationsという講義を聞きに行っています。結局一週間のうち平日はすべてHarvard大学に行くことになってしまいました。電車をバスを乗り継ぎ40分ほどかかるのでちょっと大変ではあります。(Boston大学だと徒歩10分もかからないくらいでいけるのですが・・・)
Boston大学は脳科学の分野は非常に強いらしいのですが、数論のgraduateコースの学生向けの講義はあまり開設されていないらしく、数論の先生方含めBoston大学の数論の学生は皆Harvard大学の講義を聞きに行きます。Harvard大学は下の写真のような建物が立ち並び非常に綺麗なところです。芝生でリスを見かけました。
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Harvard大学のこれらの講義は13時には終わるので、そのあとBoston大学に戻り、適当に昼食をとり、夕方まで勉強し帰宅するという日本とあまり変わらない日々を送っています。違うことと言えば帰宅時間でしょうか。Boston大学の付近は非常に治安が良いのですが(学生しかいない)、外国ということで念には念を入れて、20時前後には帰宅するようにしています。
by keio-itp | 2010-01-31 11:02 | 2010年ボストン大学・三浦

パリの印象等

お久しぶりです。パリの大槻です。
一月中旬に少し気温が上がったものの、再び気温が下がり始めたような印象を受けます。パリでも、ホームに電車が来た雰囲気を察知して走り出す人々が居ます。世界中のどこにでも居るのでしょう。

Galois Trimesterも4週目に入りました。最初の一週間は色々な数学者が自分の研究成果について集中講義をしているような感じだったので、初心者にも分かるように、ある分野について基礎的な事から解説してくれる形式になってから、三周目に入りました。個人的にはBergerさんの講義が特に面白いように思います。丁寧に分かりやすいように説明してくれているから面白いというのかもしれませんが。Fontaineのp進周期環についても解説してくれて、ありがたいです。午後の講演なので英語なので分かりやすいような気になるのかもしれません。

フランス語の筆記体を読むのは、意外と大変です。何と書いてあるか読めない時があります。知らない単語が出て来るとお手上げです。デジカメで写真を撮っておいて、前に紹介したGreniéさんに聞いたりしています。

パリの印象を少し。スリが多くて治安が悪いとか、ゴミが
多い、というような話を聞いた事はありますが、別にそんな事もありません。町も清掃車が良く掃除をしていて、綺麗です。歩行者用信号が赤なのに横断歩道を渡る人が居ても、車はおとなしく止まってくれます。犬の糞が時々落ちている事があるのは、ちょっと危険です。

ただ、時々お金が無いからくれという人を見かけます。座っていてくれるのを待っているタイプでなく、直接話しかけて来ます。英語もしゃべります。子供が居るというおじさんに捕まって5ユーロあげたら、今度は仕事をくれと言われてしまいました。これはどうにもなりません。

アパートの近くで見つけた街路樹が、なんだか見た事の無い木だったので、ちょっと撮ってみました。ある一定の高さで、途端に枝が細くなる木です。なんの木でしょうか?
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by keio-itp | 2010-01-29 06:32 | 2010年エコールポリテク・大槻

屋内は快適

チューリヒの現在の気温は-4℃です.帽子なしで外を歩くと,耳が取れそうになります.今のところ,2,3日に一度は雪が降っています.

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前回の予告通り,自炊について少し書いてみます.

私の滞在しているペンション(と名前についている)は,台所が共用です.女性専用の施設ということもあってか,食事の時間帯はやや混雑しますが,皆少しずつ生活リズムが違うので,何とか機能しています.

食材は,ペンションから徒歩2,3分程度のところにあるCOOPというスーパーで調達します.その名の通り,生活協同組合です.このCOOPが,日本のコンビニ並みの間隔で点在しています.そういえばチューリヒに来てから,一度もコンビニを見ていません.何か理由があるのでしょうか?

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そして,こちらに来てから作ったといえるものは,パスタとクリームシチューだけです.台所が共用で夜10時でしまってしまうのと,研究が忙しく余裕がないせいだと思います.よって,あまり書くことがありませんでした.毎日それらを果物やサラダ,肉,パン等々と組み合わせて摂取しています.何らかの栄養素が足りていない気がして,それがここ数日の気分のすぐれなさを引き起こしているに違いないと考えているのですが,何が足りていないのかさっぱり思いつきません.

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写真は,ETHZのメイン校舎です.大きすぎてうまく画面におさまらなかったのですが,きれいな左右対称の建物です.そして中の構造も左右対称になっていて,実際に一人で歩いてみると,すぐにどこにいるのか分からなくなってしまいます.そんな建物で過ごす学生を,迷宮に閉じ込められたミノタウロスに例えるそうです.

ここ数日は,プログラミング漬けです.簡単に実験結果を得るために,まずはMATLABでコーディングすることになったのですが,ほとんどインタラクティブにしか利用したことが無かったので,なかなか効率よく書けず,とてもCライクなプログラムになってしまいました.それでも今日,MATLABの段階では一番大変と思われる,行列の作成・更新のプログラムができたので,明日は一連の処理をまとめたものを書き上げたいと考えています.
by keio-itp | 2010-01-28 07:13 | 2010年ETHZ・黒岩

体調管理に注意

ご無沙汰しています。パリの大槻です。なんだか、久しぶりな気がします。
一月中旬のパリ近郊の気温は、上旬に比べて4,5度位上がったように思います。薬局の電光版の気温表示も、マイナスの表示を見なくなりました。雪も降らなくなり、時々雨が降るようになりました。
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この気候の変化のせいなのか、それとも夕飯をピザかパスタばかりにしたせいで栄養が偏ったのか、ついに体調を崩してしまいました。腹痛と頭痛で辛かったです。持って来た正露丸と葛根湯が役に立ちました。セミナーは休まずに参加していますが、部屋に帰ってすぐに横になるようにしています。買って来た細長いお米をお粥にして食べたりしました。最近は大分回復しました。

話は変わりますが、フランスではどんな小さな通りにも名前があるようです。そして住所は全てなんとか通りの何番、というような表記になっています。時々、有名人の名前のついた通りがあって、先日偶然にも、モンルージュ市内でデカルト通りという物を発見しました。
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あの有名な数学者であり、哲学者でもあるルネ=デカルトの名前を冠した通りのようですが、全長100メートル足らずの小さな通りでした。近くに、ヴィクトル=ユーゴー通りもありました。

追伸:前回、人名表記に誤りがあり、修正しておきました。失礼しました。
by keio-itp | 2010-01-22 02:31 | 2010年エコールポリテク・大槻

初めまして

初めまして。慶應ITP海外派遣プログラムでBoston大学に滞在しております三浦崇です。滞在期間は2ヶ月で、この間ボストンでの生活や研究について報告していきたいと思います。よろしくお願いします。

ここBoston大学はアメリカでも有数の規模を誇る大きな大学で、非常に多くの学部が設置されています。Commonwealth Avenueというメインストリートに沿って大学の施設がずらっと並んでおり、街の中に大学がとけこんでいるといった感じになっています。近くにはHarvard大学やMITもあります。私の滞在するDepartment of Mathematics and Statisticsは宿泊している場所から徒歩10分の所にあり、通りを少し歩けばコンビニ、スーパー、カフェ、本屋、図書館と通学するにも生活するには困らない素晴らしい環境です。この写真はMarch Chapelと呼ばれる礼拝堂でBoston大学のシンボルだそうです。
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Bostonに到着したのは1月15日(金)の15時でした。空港から外に出ても、話で聞いていたほど寒くはなく東京のほうが寒いくらいだと思ったくらいです。その日はボストン大学の学生に誘われて、Boston大学のパブでビールを飲みながら話しをすることができました。この飲み会はBoston大学の数学科では伝統らしく、金曜の午後は必ず開かれるそうです。先生方も数人参加していました。

金曜、土曜はそれほど寒くはなかったのですが日曜以降急に冷え込み雪が降ってきました。むしろ冬のボストンはこのぐらいが普通だと教えてもらいました。これは雪が降ってきた時にCommonwealth Avenueの通りを撮ったものです。
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土曜、日曜と休日で、さらに月曜もMartin Luther King, Jr.(キング牧師)の記念日で祝日でした。なのでこの滞在でお世話になるRobert Pollack教授にお会いできたのはボストン到着から4日後の1月19日(火)でした。Pollack教授は楕円曲線、保型形式の世界的な研究者です。Pollack教授とお会いし、この滞在中こういった分野を勉強して帰りたいと話したら、Boton大学やHarvard大学で開かれているセミナーや授業を教えていただきました。Boston大学のgraduateコースの学生はHarvard大学の授業を聞きに行くことが多いようです。私も一週間のうちの半分はHarvard大学に足を運ぶことになりそうです。今後の自分の研究の幅を広げられるようしっかり勉強していきたいと思います。
by keio-itp | 2010-01-21 02:50 | 2010年ボストン大学・三浦

はじめまして!

この度,慶應義塾大学ITPに参加することになった黒岩と申します.1月10日からスイスのチューリヒに滞在中です.これから2ヶ月半,このブログを通して現地での生活や研究について報告してまいります.初めての海外生活&一人暮らしで何かと大変なことだらけですが,なんとか頑張っていきたいと思います.

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さて,私の派遣先はスイス連邦工科大学チューリヒ校(Die Eidgenössische Technische Hochschule Zürich.以下,ETHZ)です.

Peter Arbenz教授のもと,Dominik Obrist博士と3人で研究を進めていくことになっています.実際には,お2人が進めていたプロジェクトに後から参加させていただいている形です.Arbenz教授は多くのプロジェクトに携わっているようで,その中から一番私の研究内容に近いものをアレンジしてくださいました.

チューリヒ到着翌日の1月11日午前中には初めての話し合いを行い,そこから週1ペースで話し合いの場が設けられることになったため,時差(-8時間)ぼけ云々と言っている暇もなく,早速研究に着手しています.

今週は,偏微分方程式を差分法で離散化して行列を作り,更に非線形部分の調整を行った行列をつくりました.2次元+時間発展のある問題で,texで数式に表すところまで行ったため,かなり骨の折れる作業でした.
しかしまだまだ下準備の段階で,研究のメインに到達するにはもう少し時間がかかりそうです.

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現在,Arbenz教授のグループには,私を含めて6人博士課程の学生がいます.

それぞれ2人2人3人ずつのグループでofficeと呼ばれる研究室が与えられています.天井の高さのせいもあってか,広くて快適な空間です.短期滞在の私にもこのような環境をいただけたことに,本当に感謝しています.

みな数値計算に関連した研究を行っている,というのは共通していますが,それぞれライブラリの作成,パッケージの作成,言語やソフトウェアの作成など,異なるプロジェクトに携わっています.私が行うのは,特定の問題に対する前処理や並列化の適用に関する研究なので,また少し毛色が違う印象です.

多くの学生が,大学内にとどまらず,他の研究所や企業から奨学金のような形で援助を受けながら共同研究を行っているようです.

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ところで,スイスの公用語はドイツ語・フランス語・イタリア語で,地域ごとに優勢さが異なります.わずかですがロマンシュ語が話される地域もあるそうです.

チューリヒはドイツ語圏で,挨拶や表記・文法などにスイス訛りのようなものがあるそうですが,基本的には普通のドイツ語で通じるようです.

私は渡航直前に簡単なドイツ語を詰め込んでみたのですが,到底実用には及ばない程度だったため,ほぼ役に立っていません.ドイツ語で話しかけてみると,大量のドイツ語で返答があるため,あえなく"sorry?"と聞き返すことになります.

といっても,英語もまだまだ未熟な私です.

ETHZの学生は本当に英語が堪能で,私がいると気を遣って英語で会話してくれます.それでも私は内容が分かったり分からなかったりで,直接話しかけられている時以外は,ついつい聞いているだけになってしまいます.来週は自分からも色々発言して,まずは英語だけでも鍛えていきたいと思っています.

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また,スイスは東京に比べて物価が高いと聞いていたのでかなり不安に思っていたのですが,本当に高かったです.

一番身近(?)な学食での昼食を例に説明してみたいと思います.

ETHZには何ヶ所か学食があり,近所の大学の学食も利用できます.大抵2,3種類の日替わりランチがあるのですが,なんと,いずれも1000〜2000円程度します.高すぎです.

しかし値段には身分によって3段階あり,ETHZの学生は一番安い半額程度になります.学生証を提示すると,その値段が適用されます.

私は現在学生証の発行を待っている状態なのですが,その旨伝えると,学生の値段にしてくれたり,外部向けの値段になったり,学食ごとにチェックの厳しさは異なるようです.

学食がそんな調子なので,とても外食する気にはなりません.そこで自炊が必要になってくるわけなのですが,長くなってきてしまったので,その話は次回に譲りたいと思います.

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最後に,大学付近からの眺めを1枚.

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初当校の日の帰り道に撮ったものです.久々に見る雪に,さすがスイスだ!と興奮していましたが,今はすっかりとけて無くなってしまっています.
by keio-itp | 2010-01-18 04:26 | 2010年ETHZ・黒岩
パリの大槻です。フランスに着いてから、もう10日程経ちました。早い物です。
相変わらず、アンリ・ポアンカレ研究所(Institut Henri Poincaré、以下、IHPと略記)で開かれている三ヶ月セミナー、Galois Trimesterに参加しています。IHPでは、こういったテーマを決めた3ヶ月くらいのセミナーが年間4回位開かれているようです。IHPは色々な研究所が建っている敷地内の一角にある、30メートル四方位の、5、6階建ての建物で、同じ敷地内に、物理、化学、海洋学などのいろいろな研究所が建っています。この写真はIHPの玄関を撮った物です。
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セミナーは、今週から、午前の講演がフランス語になります。聞いていても、単語しか聞き取れませんでした。板書も筆記体を読むのに苦労しています。先週は大きめの講義室で講演が行われていたのですが、今週から小さい方の部屋になりました。50人近く入っているのではないでしょうか。満員で、良い席を取るのが大変です。
先週はディナーパーティがありました。立食形式です。自分はあんまり、こういう所で他人と話をしないのですが、ふとしたきっかけで、Loïc Greniéさんと言う人と仲良くなりました。Harrisの学生だったという人です。イタリアのミラノの近くの大学で職を持っているという話です。奥さんがイタリア人で、同じ大学で偏微分方程式やフーリエ解析をやっているという話です。

IHPの近くには、リュクサンブール公園があります。今日の帰りに、リュクサンブール公園を歩いていたら、旅行者と思われる夫婦に写真を撮ってくれるよう頼まれたので、撮ってあげたら、お返しに自分の写真も撮ってもらいました。リュクサンブール宮殿を背景の一枚です。
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by keio-itp | 2010-01-13 05:28 | 2010年エコールポリテク・大槻

初めまして

皆さん初めまして。このたび、慶應義塾大学ITPを利用して、3ヶ月弱程フランスのエコール・ポリテクニクに短期留学する事になりました大槻と申します。専門は整数論です。ブログという物に慣れてなく、拙い文章で恐縮ですが、これからしばらく、パリ滞在記を投稿させて頂きます。よろしくお願いします。

パリへ向けて旅立ったのは正月早々の1月2日。お昼頃に成田空港を発ち、疲労と頭痛と空腹と吐き気に耐えて、現地時間の午後5時頃にはアパートの部屋を貸して下さるIsabelle Colmezさんとどうにか合流する事が出来ました。Isabelleさんはエコール・ポリテクニクのColmez教授の妹さんで、どこかへ引っ越すらしく、今回、空いた部屋を借して頂ける事になりました。場所はモンルージュ。パリ市の南に隣接する市で、アパートから10分程歩くと、パリ市との市境の環状道路にたどり着けます。

さて、派遣先はエコール・ポリテクニクとなっていますが、滞在期間中はアンリ・ポアンカレ研究所で開かれる3ヶ月間のセミナーに参加するのが主となると思います。このセミナーはガロア表現などに関する講義が1月上旬から3月下旬まで11週間にわたってあるものです。アンリ・ポアンカレ研究所はパリ市の中心近くに位置し、リュクサンブール公園の近くにあります。近くにはエコール・ノルマルなど、多くの教育・研究機関があるらしいです。研究所の近くから西の方に目をやると、エッフェル塔らしき物も見え、ここはフランスなんだなあという感じがします。
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自分はフランス語は読む分には何となくわかるのですが、聞いても何を言っているのか分からないのが困った所です。ただ、なんとか生活は出来そうな感じはあります。フランス人は英語をしゃべらない、という事が時々言われるようですが、今までの感じではそういう事もなさそうです。マクドナルドの店員も果物屋のおじさんも、適当に入ったカフェの適当に頼んだ料理の食べ方を教えてくれた近くのテーブルの人達も、どうもフランス語が通じなさそうだとわかると、すぐに英語に切り替えてくれます。ただ、帰る頃までには、なんとか多少会話が成立するような語学力を身につけたい所です。

一月上旬のパリはの気温は0度前後と言った所でしょうか。かなり冷え込みます。道には所々氷が張っていて、時折雪もちらつきます。しかし、暖房の為か、あるいは数学者達の熱気の為か、建物内は暖かく、セミナーが行われている部屋では半袖の人さえ居ます。

日の出が遅く、町は午前8時頃でもまだまだ暗いですが、多くの人や車が行き交い、建設中の地下鉄駅の工事現場も、機械が巨大な音を立てて稼働しています。クリスマスのお祝いなのか、あるいは新年のお祝いなのか、市庁舎らしき建物のイルミネーションが綺麗でした。一枚写真を撮っておきました。写真は夜景でなく、朝の8時頃の様子です。
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さて、セミナーの様子ですが、1時間半の講演が1日に4つあります。学部時代に戻った気が時々します。始まったばかりですが、講演者から感じる迫力に気圧されてしまっている感じです。あの一流の人々の世界に少しでも近づけるのか不安ですが、負けずに頑張って行きたいと思います。自分の現在の研究テーマは、supersingular caseにおけるp進Hecke L関数のKronecker theta関数からの構成で、この滞在中に、何か役立つ物が得られる事を期待しています。
by keio-itp | 2010-01-07 18:49 | 2010年エコールポリテク・大槻